フランス語を習得しよう!

フランス語と名詞その4

 

例えば、フランス語で、「jupe」と言えばスカートですが、これは当然、女性が身に着けるものですから、女性名詞となっています。「robe」はドレスで、もちろん、これも女性名詞です。ですが、ここで、間違って習得しまうことは、女性に関係のある品物名は、女性名詞だと思い込んでしまう点です。フランス語は、そうではないケースが多いので気をつけて習得していきましょう。

 

 

例えば、「cravate」は、ネクタイですが、これは女性名詞です。ネクタイは男性名詞だと思ってしまう方が多いですし、この辺から、フランス語は複雑で習得しにくいという思いが出てきてしまうでしょう。また、「mort」は、男性形では死人と言う意味で、女性形ですと、死を意味します。性別によっては、意味の変わる名詞もフランス語にはあるのです。

 

 

名詞の性別に理屈がないことは、本当のことですが、フランス語を習得する際に、自分なりに理屈や理由をつけて覚えていくことも、ひとつの手だと思います。ただ、丸暗記することは、とても大変だと思うので、「ネクタイは女性が結んであげるものだから、女性名詞」とか、自分が納得できる理屈を当てはめていく方法もお勧めです。

 

 

フランス語における、名詞の男女の性は、習得したければ、文法上で避けられないものです。
ですが、その時点で、フランス語がイヤになってしまったり、諦めたりする方がいることは、とても残念です。

 

 

フランス語が習得できれば、フランス語の響きのエレガントさや、芸術的センスも、一緒に習得することが出来るでしょうから、名詞の性別で断念することはとても残念なことですね。